デザイン

Webデザイナーのポートフォリオの作り方と参考事例【2026年版】

この記事の対象: ポートフォリオを作成・改善したいWebデザイナー
読了時間: 約7分

ポートフォリオはWebデザイナーの「名刺」であり「営業ツール」です。スキルリストを並べるだけでは仕事につながりません。「この人に頼みたい」と思わせるポートフォリオの作り方と、参考になる事例を解説します。


ポートフォリオに載せるべき要素

プロフィール(強みを明確に)

名前、肩書き、活動地域に加え、「何が得意か」を1文で表現します。「Webデザイナー」だけでは差別化できません。「BtoB企業のCV改善に強いWebデザイナー」のように、専門性を明確にしましょう。

作品(プロセス+結果を含める)

最も重要なセクションです。単にスクリーンショットを並べるのではなく、各作品に以下の情報を含めることで説得力が増します。

  • 課題: クライアントの課題・依頼背景
  • 役割: 自分が担当した範囲(デザインのみ / コーディング含む等)
  • プロセス: 調査→ワイヤーフレーム→デザイン→実装の流れ
  • 成果: 公開後の数値改善(PV増加、CV率向上等)があれば記載

作品数は5〜8点が目安。量より質。弱い作品を入れるくらいなら、少ない作品で密度を高めましょう。

スキルセット

使用可能なツールと技術をリスト化します。Figma、Photoshop、HTML/CSS、JavaScript、WordPress等。習熟度のレベル分け(実務経験あり / 基礎レベル等)を付けるとより誠実です。

連絡先

問い合わせフォームまたはメールアドレス。SNSアカウント(X、LinkedIn等)へのリンクも有効です。


ポートフォリオの構成パターン

1ページ型

スクロールで全コンテンツを見せるLP型の構成。作品数が少ない場合や、インパクト重視の場合に適しています。

作品一覧+詳細ページ型

トップページにサムネイル一覧、各作品をクリックすると詳細ページに遷移する構成。作品数が多い場合に適しており、最も一般的なパターンです。

ブログ統合型

ポートフォリオにブログを統合し、制作のプロセスや技術記事を発信する構成。SEO流入が期待でき、専門性のアピールにもなります。


参考ポートフォリオ事例5選

事例1: ミニマルデザインのUI/UXデザイナー

白基調のミニマルデザインに、作品のスクリーンショットが映えるレイアウト。ホバーでプロジェクト名と概要が表示される。

事例2: インタラクティブ重視のフリーランス

カーソルに追従するカスタムカーソル、ページ遷移アニメーション、スクロール連動の演出。技術力そのものがポートフォリオになっている好例。

事例3: ケーススタディ型

各作品を「課題→調査→デザイン→成果」のケーススタディ形式で詳細に紹介。BtoB向けのデザイナーに特に有効なスタイル。

事例4: 写真・動画を活用したビジュアル重視型

大きなビジュアルとアニメーションで世界観を表現。クリエイティブディレクターやアートディレクター向き。

事例5: ダークモードのテック寄りデザイナー

ダーク背景にコードブロックやターミナル風のUI。フロントエンドエンジニア兼デザイナーとしてのスキルを表現。

デザインの参考はSoreiine!!で探せます。


ポートフォリオを作るツール

ツール 特徴 費用
STUDIO デザイン自由度が高い。日本語対応 無料〜
Framer アニメーション表現に強い 無料〜
自作(HTML/CSS) 完全にカスタム。スキルの証明にもなる ドメイン+サーバー費のみ
Notion 手軽さ最優先。テキスト中心のポートフォリオに 無料

おすすめは「自作」または「STUDIO/Framer」です。ポートフォリオ自体がスキルの証明になるため、テンプレートそのままの使用は避けましょう。


まとめ

ポートフォリオのポイントをまとめます。

  • プロフィールは「何が得意か」を1文で明確にする
  • 作品はプロセスと成果を含めて5〜8点掲載
  • 量より質。弱い作品は載せない
  • 定期的に更新する(半年に1回は見直し)
  • ポートフォリオ自体がスキルの証明。テンプレートそのままはNG