この記事の対象: ポートフォリオを作成・改善したいWebデザイナー
読了時間: 約7分
ポートフォリオはWebデザイナーの「名刺」であり「営業ツール」です。スキルリストを並べるだけでは仕事につながりません。「この人に頼みたい」と思わせるポートフォリオの作り方と、参考になる事例を解説します。
ポートフォリオに載せるべき要素
プロフィール(強みを明確に)
名前、肩書き、活動地域に加え、「何が得意か」を1文で表現します。「Webデザイナー」だけでは差別化できません。「BtoB企業のCV改善に強いWebデザイナー」のように、専門性を明確にしましょう。
作品(プロセス+結果を含める)
最も重要なセクションです。単にスクリーンショットを並べるのではなく、各作品に以下の情報を含めることで説得力が増します。
- 課題: クライアントの課題・依頼背景
- 役割: 自分が担当した範囲(デザインのみ / コーディング含む等)
- プロセス: 調査→ワイヤーフレーム→デザイン→実装の流れ
- 成果: 公開後の数値改善(PV増加、CV率向上等)があれば記載
作品数は5〜8点が目安。量より質。弱い作品を入れるくらいなら、少ない作品で密度を高めましょう。
スキルセット
使用可能なツールと技術をリスト化します。Figma、Photoshop、HTML/CSS、JavaScript、WordPress等。習熟度のレベル分け(実務経験あり / 基礎レベル等)を付けるとより誠実です。
連絡先
問い合わせフォームまたはメールアドレス。SNSアカウント(X、LinkedIn等)へのリンクも有効です。
ポートフォリオの構成パターン
1ページ型
スクロールで全コンテンツを見せるLP型の構成。作品数が少ない場合や、インパクト重視の場合に適しています。
作品一覧+詳細ページ型
トップページにサムネイル一覧、各作品をクリックすると詳細ページに遷移する構成。作品数が多い場合に適しており、最も一般的なパターンです。
ブログ統合型
ポートフォリオにブログを統合し、制作のプロセスや技術記事を発信する構成。SEO流入が期待でき、専門性のアピールにもなります。
参考ポートフォリオ事例5選
事例1: ミニマルデザインのUI/UXデザイナー
白基調のミニマルデザインに、作品のスクリーンショットが映えるレイアウト。ホバーでプロジェクト名と概要が表示される。
事例2: インタラクティブ重視のフリーランス
カーソルに追従するカスタムカーソル、ページ遷移アニメーション、スクロール連動の演出。技術力そのものがポートフォリオになっている好例。
事例3: ケーススタディ型
各作品を「課題→調査→デザイン→成果」のケーススタディ形式で詳細に紹介。BtoB向けのデザイナーに特に有効なスタイル。
事例4: 写真・動画を活用したビジュアル重視型
大きなビジュアルとアニメーションで世界観を表現。クリエイティブディレクターやアートディレクター向き。
事例5: ダークモードのテック寄りデザイナー
ダーク背景にコードブロックやターミナル風のUI。フロントエンドエンジニア兼デザイナーとしてのスキルを表現。
デザインの参考はSoreiine!!で探せます。
ポートフォリオを作るツール
| ツール | 特徴 | 費用 |
|---|---|---|
| STUDIO | デザイン自由度が高い。日本語対応 | 無料〜 |
| Framer | アニメーション表現に強い | 無料〜 |
| 自作(HTML/CSS) | 完全にカスタム。スキルの証明にもなる | ドメイン+サーバー費のみ |
| Notion | 手軽さ最優先。テキスト中心のポートフォリオに | 無料 |
おすすめは「自作」または「STUDIO/Framer」です。ポートフォリオ自体がスキルの証明になるため、テンプレートそのままの使用は避けましょう。
まとめ
ポートフォリオのポイントをまとめます。
- プロフィールは「何が得意か」を1文で明確にする
- 作品はプロセスと成果を含めて5〜8点掲載
- 量より質。弱い作品は載せない
- 定期的に更新する(半年に1回は見直し)
- ポートフォリオ自体がスキルの証明。テンプレートそのままはNG
