この記事の対象: ノーコードツール選びに悩む事業者・デザイナー
読了時間: 約7分
ノーコードでWebサイトを作れるツールが増えすぎて、「結局どれを選べばいいのかわからない」という声をよく聞きます。
この記事では、2026年時点で主要なノーコードWeb制作ツール5選を3つの判断軸と用途別のおすすめで比較します。
ノーコードツールの選び方(3つの判断軸)
①デザインの自由度
テンプレートの範囲で作るか、自由にデザインしたいか。ポートフォリオやブランドサイトなら自由度の高いツール、コーポレートサイトならテンプレートベースでも十分です。
②CMS・コンテンツ管理
ブログやお知らせの更新頻度が高いか。更新が多い場合はCMS機能が充実したツールを選びましょう。
③予算
月額費用とドメイン・SSLの費用を含めた総コストで比較します。無料プランで始めて、必要に応じてアップグレードする方法もあります。
ツール比較5選
STUDIO(デザイン自由度+日本語対応)
日本製のノーコードツール。日本語のUIとサポートが最大の強みで、日本語フォントの対応も充実しています。
料金: Free / Starter: 980円/月 / CMS: 2,480円/月 / Business: 4,980円/月
強み: デザインの自由度が高く、Figmaに近い操作感。日本の制作会社でも導入が進んでいます。
弱み: EC機能なし。大規模サイトには不向き。
Framer(インタラクション重視)
アニメーションやインタラクションの表現力が突出しています。Reactベースで動作し、カスタムコードの挿入にも対応。
料金: Free / Mini: $5/月 / Basic: $15/月 / Pro: $30/月
強み: 他のツールでは実現できない動きのあるデザインが作れる。
弱み: 日本語のUIやサポートが限定的。学習コストがやや高い。
Wix(初心者向け最強)
2億以上のサイトが作られている世界最大のノーコードプラットフォーム。テンプレートの種類が最も豊富で、初心者でも迷わずサイトを構築できます。
料金: Free / Light: $17/月 / Core: $29/月 / Business: $36/月
強み: EC、予約、ブログ、会員機能などオールインワン。AIサイトビルダーも搭載。
弱み: 自由度はSTUDIOやFramerに劣る。サイトの表示速度がやや遅い傾向。
Webflow(プロ向け+CMS機能)
ノーコードツールの中で最もコーディングに近い自由度を持つプロ向けツール。CMS機能が非常に強力です。
料金: Free / Basic: $18/月 / CMS: $29/月 / Business: $49/月
強み: CSSの概念に基づく精密なスタイリング。コードのエクスポートも可能。
弱み: 学習コストが最も高い。日本語サポートが限定的。
Squarespace(テンプレート品質高い)
テンプレートのデザイン品質が最も高いノーコードツール。写真家、レストラン、アーティストなど、ビジュアル重視のサイトに最適です。
料金: Personal: $16/月 / Business: $23/月 / Commerce: $27/月〜
強み: テンプレートを選ぶだけでプロレベルのデザインに。EC機能も搭載。
弱み: カスタマイズの自由度はSTUDIOやWebflowに劣る。日本語フォントの選択肢が少ない。
比較表
| STUDIO | Framer | Wix | Webflow | Squarespace | |
|---|---|---|---|---|---|
| 料金/月 | 980円〜 | $5〜 | $17〜 | $18〜 | $16〜 |
| 自由度 | ★★★ | ★★★ | ★★☆ | ★★★ | ★★☆ |
| CMS | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | ★★☆ |
| EC | ✗ | ✗ | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ |
| 日本語 | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★☆ |
| 学習コスト | 中 | 中〜高 | 低 | 高 | 低 |
用途別おすすめ
個人ポートフォリオ
STUDIO or Framer
デザインの自由度が高く、ポートフォリオ自体がスキルの証明になります。アニメーション重視ならFramer。
中小企業サイト
STUDIO or Wix
日本語対応とサポートを重視するならSTUDIO。機能の豊富さを重視するならWix。
EC(ネットショップ)
Shopify(ノーコード的に利用可能)
ECに特化したプラットフォームが最適。ノーコードWeb制作ツールのEC機能は補助的な位置づけです。
大規模コンテンツサイト
Webflow
CMS機能が最も強力で、数百ページのコンテンツ管理にも対応。ただし学習コストは高い。
ノーコードの限界
以下のケースでは、ノーコードではなくコード制作(制作会社への依頼)を推奨します。
- 100ページ以上の大規模サイト
- 複雑なシステム連携(会員管理、予約、決済の統合)
- 高度なSEO対策が必要なサイト
- 表示速度が最優先のサイト
- ブランドの完全なカスタマイズが必要なサイト
ノーコードの詳細な機能比較は「ノーコードツールでのWebサイト制作」をご覧ください。
まとめ
| 用途 | おすすめ |
|---|---|
| 個人ポートフォリオ | STUDIO / Framer |
| 中小企業サイト | STUDIO / Wix |
| EC | Shopify |
| 大規模コンテンツ | Webflow |
| ビジュアル重視 | Squarespace |
