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LPの構成テンプレート|成果を出すランディングページの設計【2026年版】

この記事の対象: LP制作を検討中のマーケティング担当者・Webデザイナー
読了時間: 約7分

ランディングページ(LP)は、広告やSNSから流入したユーザーを特定のアクション(申し込み、資料請求、購入等)に導くための1ページ完結型のWebページです。

LPの成果は「構成」で決まります。どんなに美しいデザインでも、構成が悪ければコンバージョンにはつながりません。この記事では、成果を出すLPの基本構成テンプレートと、業種別の構成パターンを解説します。


成果を出すLPの基本構成

LPは以下の6つのセクションで構成するのが基本です。上から順に、ユーザーの心理を段階的に動かしていきます。

セクション1: ファーストビュー

役割: 3秒で「自分に関係ある」と思わせ、スクロールを促す。

構成要素:
– メインキャッチコピー(1行、15文字以内が理想)
– サブコピー(1〜2行で補足説明)
– メインビジュアル(写真 or イラスト)
– CTA(「無料で申し込む」「資料をダウンロード」等)

文字数目安: 50〜100字

ポイント: ファーストビュー内にCTAを配置する。すぐにアクションしたいユーザーを逃さない。

ファーストビューの設計については「ファーストビューのデザインのコツ」も参考にしてください。

セクション2: 課題提起

役割: ユーザーの悩みに共感し、「このページは自分のための情報だ」と感じさせる。

構成要素:
– ターゲットの悩み・課題を3〜5つ列挙
– 「こんなお悩みありませんか?」のフォーマット
– チェックリスト形式が効果的

文字数目安: 100〜200字

ポイント: 悩みは抽象的ではなく具体的に。「集客に困っている」ではなく「広告費をかけても問い合わせが月3件しかない」のように書く。

セクション3: 解決策の提示

役割: 悩みに対する解決策として、自社の商品・サービスを紹介する。

構成要素:
– サービスの概要(1〜2文)
– 3つの特徴・強み(アイコン+見出し+説明文)
– サービスの流れ(ステップ図解)

文字数目安: 300〜500字

ポイント: 特徴は「機能」ではなく「ベネフィット」で書く。「AI搭載」ではなく「AIで作業時間を50%削減」。

セクション4: 根拠・実績

役割: 「本当に効果があるのか?」という疑念を解消する。

構成要素:
– 実績数値(導入企業○社、○%改善 等)
– 導入事例(Before/After)
– お客様の声(写真+コメント)
– 受賞歴、メディア掲載歴

文字数目安: 200〜400字

ポイント: 数字で証明する。「多くのお客様に選ばれています」ではなく「導入企業500社突破」。

セクション5: よくある質問(FAQ)

役割: 購入直前の不安や疑問を解消し、CTAクリックの障壁を取り除く。

構成要素:
– 3〜5つの質問と回答
– 料金、期間、解約、サポート体制に関する質問を優先

文字数目安: 200〜300字

ポイント: FAQは「よくある質問」ではなく「購入を迷っている人が知りたいこと」を選ぶ。

セクション6: CTA(最終アクション誘導)

役割: ページの結論として、最終的なアクションに導く。

構成要素:
– CTAボタン(大きめ、目立つ色)
– アクションのメリットを簡潔に再提示
– 「今だけ○○無料」などの限定感

ポイント: CTAのテキストは「申し込む」ではなく「無料で始める」「30秒で登録」のように、アクションの手軽さを伝える文言にする。


LP構成テンプレート

┌──────────────────────────────┐
│      ファーストビュー           │
│  キャッチコピー + ビジュアル     │
│       + CTAボタン             │
├──────────────────────────────┤
│      こんなお悩みありませんか?   │
│  □ 悩み1  □ 悩み2  □ 悩み3   │
├──────────────────────────────┤
│      サービスの3つの特徴         │
│  ①○○  ②○○  ③○○            │
│      ご利用の流れ(ステップ図)   │
├──────────────────────────────┤
│      導入実績・お客様の声        │
│  数値実績 / 事例 / レビュー     │
├──────────────────────────────┤
│      よくあるご質問              │
│  Q&A × 3〜5問                 │
├──────────────────────────────┤
│      CTAセクション              │
│  メリット再提示 + CTAボタン     │
└──────────────────────────────┘

業種別LP構成パターン

BtoB SaaS

特徴: 無料トライアルCTAが最重要。導入企業ロゴと実績数値を多めに配置。

追加セクション: 「料金プラン比較表」「既存ツールとの比較」「セキュリティ対策」

美容・健康

特徴: ビフォーアフターとお客様の声が購入判断の核。写真の品質が命。

追加セクション: 「使用方法」「成分・安全性」「医師・専門家の推薦コメント」

教育・スクール

特徴: 「受講後にどうなれるか」のビジョンを具体的に提示。卒業生の声が重要。

追加セクション: 「カリキュラム一覧」「講師紹介」「受講料・分割払い」

不動産

特徴: 物件の写真・間取りが主役。エリア情報と価格帯のフィルターが重要。

追加セクション: 「モデルルーム見学予約」「周辺環境」「ローンシミュレーション」


LPのCTA設計のポイント

要素 推奨
ページ内で最も目立つ色(ブランドカラーの補色が効果的)
サイズ 横幅200px以上、高さ50px以上
文言 「○○する」形式(「無料で始める」「今すぐ申し込む」)
配置 ファーストビュー + ページ中間 + ページ末の3箇所
マイクロコピー ボタン下に「1分で完了」「クレジットカード不要」等

LP制作の費用については「LP制作の費用相場と効果を出すコツ」で解説しています。


まとめ

成果を出すLPの構成ポイントをまとめます。

  1. ファーストビュー: キャッチコピー+CTA(3秒で興味を引く)
  2. 課題提起: ターゲットの悩みに共感(自分ごと化)
  3. 解決策: ベネフィットで伝える(機能ではなく効果)
  4. 根拠: 数字と実績で証明(信頼の構築)
  5. FAQ: 購入前の不安を解消(障壁の除去)
  6. CTA: 行動を促すデザインと文言(最後の一押し)

LPは「作って終わり」ではなく、公開後のA/Bテストで改善し続けることが重要です。構成テンプレートを出発点に、データに基づいて最適化していきましょう。