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構造化データの書き方ガイド|SEO効果と実装方法【2026年版】

この記事の対象: 構造化データの実装方法を知りたいWeb制作者
読了時間: 約7分

検索結果にレビューの星マーク、FAQの展開、パンくずリストが表示されているのを見たことはありませんか? これらは構造化データによって実現されている「リッチスニペット」です。

構造化データを正しく実装することで、検索結果での視認性が向上し、クリック率(CTR)の改善が期待できます。この記事では、主要な構造化データの種類とJSON-LDでの書き方を解説します。


構造化データとは

構造化データは、Webページの内容を検索エンジンが理解しやすい形式で記述するマークアップです。Schema.orgの語彙に基づき、ページが「何について書かれているか」を明示的に伝えます。

構造化データを正しく実装すると、検索結果にリッチスニペット(星評価、FAQ、画像、パンくず等)が表示される可能性があります。


主要な構造化データの種類

Article(記事ページ)

ブログ記事やニュース記事に使用。著者、公開日、画像などの情報を伝えます。

BreadcrumbList(パンくずリスト)

サイトの階層構造を検索結果に表示。ユーザーがサイト構造を理解しやすくなります。

FAQ(よくある質問)

FAQの質問と回答を検索結果に直接表示。検索結果の占有面積が増え、CTRが大幅に向上します。

HowTo(手順解説)

料理のレシピやDIY手順など、ステップバイステップの情報を表示します。

LocalBusiness(店舗情報)

住所、電話番号、営業時間、レビューなどのローカルビジネス情報を表示。Google マップとの連携にも影響します。

Product(商品情報)

商品名、価格、在庫状況、レビュー評価を検索結果に表示。ECサイトに必須です。


JSON-LDでの書き方

構造化データの記述形式はJSON-LDが推奨されています。<script type="application/ld+json">タグでHTMLに埋め込みます。

Article(記事)の例

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Article",
  "headline": "記事のタイトル",
  "image": "https://example.com/image.jpg",
  "author": {
    "@type": "Organization",
    "name": "Soreiine!!"
  },
  "publisher": {
    "@type": "Organization",
    "name": "Soreiine!!",
    "logo": {
      "@type": "ImageObject",
      "url": "https://soreiine.jp/logo.png"
    }
  },
  "datePublished": "2026-03-01",
  "dateModified": "2026-03-01"
}
</script>

FAQ の例

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "FAQPage",
  "mainEntity": [
    {
      "@type": "Question",
      "name": "ホームページ制作の費用はいくらですか?",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text": "規模や要件によって異なりますが、一般的な企業サイトの場合50〜200万円が相場です。"
      }
    },
    {
      "@type": "Question",
      "name": "制作期間はどのくらいですか?",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text": "一般的な企業サイトの場合、2〜4ヶ月が目安です。"
      }
    }
  ]
}
</script>

BreadcrumbList の例

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "BreadcrumbList",
  "itemListElement": [
    { "@type": "ListItem", "position": 1, "name": "ホーム", "item": "https://example.com/" },
    { "@type": "ListItem", "position": 2, "name": "コスト", "item": "https://example.com/cost/" },
    { "@type": "ListItem", "position": 3, "name": "費用相場" }
  ]
}
</script>

テストツール

Googleリッチリザルトテスト

URLまたはコードを入力して、構造化データが正しく実装されているか、リッチスニペットの対象になるかを確認できます。

Schema Markup Validator

Schema.orgの仕様に準拠しているかを検証するツール。Googleのテストでは検出されない構文エラーも発見できます。


WordPressでの導入方法

プラグインを使う方法

  • Yoast SEO: Article、BreadcrumbListを自動出力
  • Rank Math: FAQ、HowTo、Productなど多数の構造化データに対応
  • Schema Pro: 専門的な構造化データプラグイン

テーマのfunctions.phpで実装

プラグインに頼らず、wp_headアクションフックで直接JSON-LDを出力する方法もあります。パフォーマンスを重視する場合やカスタマイズが必要な場合に有効です。


まとめ

構造化データのポイントをまとめます。

  • 構造化データで検索結果にリッチスニペットを表示しCTRを改善
  • JSON-LD形式での記述がGoogleの推奨
  • Article、FAQ、BreadcrumbListは多くのサイトで実装すべき基本
  • Googleリッチリザルトテストで実装を検証
  • WordPressならYoast SEOやRank Mathで手軽に導入可能