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医療・クリニックのホームページ制作事例と必須コンテンツ【2026年版】

この記事の対象: クリニック・病院のホームページ制作・リニューアルを検討中の院長・事務長
読了時間: 約8分

「患者さんがホームページを見て来院を決めた」——こうしたケースは年々増えています。特に初診の患者さんにとって、ホームページはクリニック選びの最重要な判断材料です。

しかし医療サイトには、他の業種にはない医療広告ガイドラインの制約があり、表現に注意が必要です。

この記事では、医療・クリニックのホームページに必要なコンテンツと、信頼感のあるデザイン事例を解説します。


医療・クリニックサイトに必須のコンテンツ

患者さんがクリニックのホームページで確認したい情報は明確です。以下の5つは必ず掲載しましょう。

診療科目・診療時間

最も閲覧されるのが診療科目と診療時間です。

  • 診療科目は箇条書きで一目でわかるように
  • 診療時間は曜日別の表形式で掲載
  • 休診日・臨時休診は目立つ位置にお知らせ
  • 受付時間と診療時間が異なる場合は両方明記
曜日 午前(9:00〜12:30) 午後(14:30〜18:00)
月〜金
△(〜15:00)
日・祝 休診 休診

このような形式が患者さんにとって最もわかりやすいです。

医師・スタッフ紹介

患者さんは「どんな先生に診てもらえるのか」を重視します。

  • 院長の写真(白衣着用・笑顔)
  • 経歴・資格・専門分野
  • 患者さんへのメッセージ(人柄が伝わる文章)
  • 所属学会・認定資格

写真はプロのカメラマンに依頼することを強く推奨します。スマホ写真では信頼感が損なわれます。

アクセス・駐車場情報

  • Googleマップの埋め込み(必須)
  • 最寄り駅からの徒歩ルート(写真付きが理想)
  • 駐車場の台数と場所
  • バス路線の案内(郊外クリニックの場合)

Web予約システム

Web予約は患者満足度の向上と受付業務の効率化に直結します。

  • 診療予約(日時指定 or 順番予約)
  • 初診・再診の区分
  • 予防接種・健診の個別予約
  • LINE連携の予約リマインド

主な予約システム: EPARK、ドクターキューブ、メディカル革命など。

患者さんの声(口コミ対策)

Googleの口コミは医療機関の集患に大きな影響を与えます。ホームページ上でも患者さんの声を掲載しましょう。

  • アンケート結果の掲載(個人情報に配慮)
  • 「患者さんの声」ページの設置
  • Googleビジネスプロフィールへの口コミ誘導

注意: 医療広告ガイドラインにより、患者の体験談を広告として使用することには制限があります。詳細は後述します。


デザイン事例10選

信頼感と安心感を重視した医療・クリニックのホームページ事例を紹介します。

事例1: 内科クリニック(東京・世田谷)

デザインの特徴: 白と水色を基調とした清潔感のあるデザイン。院長の写真がファーストビューに大きく配置。

患者目線のポイント: 診療時間表がトップページに常時表示。Web予約ボタンが追従型で常にアクセス可能。

事例2: 歯科医院(大阪・梅田)

デザインの特徴: 治療の流れを図解でわかりやすく表現。ビフォーアフター写真で治療効果を視覚化。

患者目線のポイント: 痛みの少ない治療・無痛治療をアピール。費用の目安を明確に掲載し不安を軽減。

事例3: 小児科(横浜)

デザインの特徴: パステルカラーとイラストを使った親しみやすいデザイン。子どもが怖がらない雰囲気。

患者目線のポイント: 予防接種スケジュールの自動計算機能。発熱時の受診目安チャートが好評。

事例4: 皮膚科・美容皮膚科(名古屋)

デザインの特徴: 保険診療と自費診療を明確に分けたデザイン。美容皮膚科セクションは洗練されたビジュアル。

患者目線のポイント: 症状別の治療方法解説が充実。料金表が明確で、初めての方でも安心。

事例5: 整形外科(福岡)

デザインの特徴: リハビリ施設の写真を多用し、設備の充実度をアピール。落ち着いた配色。

患者目線のポイント: 症状チェッカーで自分の状態に合った診療が見つかる。リハビリの流れを動画で紹介。

事例6: 眼科(東京・新宿)

デザインの特徴: 最新の検査機器を紹介する技術力訴求型デザイン。白と青のクリーンな配色。

患者目線のポイント: レーシック・ICLの比較表が充実。費用・リスク・術後の注意点を丁寧に説明。

事例7: 産婦人科(神戸)

デザインの特徴: 温かみのあるピンクとベージュの配色。出産の流れをイラストで紹介。

患者目線のポイント: 入院中の部屋や食事の写真を掲載。マタニティクラスの予約がWebで完結。

事例8: 心療内科(札幌)

デザインの特徴: グリーンと木目を使った癒しのデザイン。圧迫感のないレイアウト。

患者目線のポイント: 「こんな症状の方へ」というチェックリストで受診のハードルを下げる。オンライン診療対応を明記。

事例9: 耳鼻咽喉科(京都)

デザインの特徴: シンプルで見やすいレイアウト。待ち時間のリアルタイム表示が特徴的。

患者目線のポイント: 花粉症カレンダーなど季節情報が充実。順番予約の仕組みがわかりやすい。

事例10: 総合病院(広島)

デザインの特徴: 多診療科を整理したメガメニュー。各科の紹介ページが統一フォーマットで見やすい。

患者目線のポイント: 初診の方専用ガイドページ。紹介状の要否、持ち物リスト、駐車場案内がまとまっている。


医療サイト特有の注意点

医療機関のホームページには、一般的なWebサイトにはない法的な制約があります。

医療広告ガイドラインの遵守

厚生労働省の「医療広告ガイドライン」により、医療機関の広告(ホームページを含む)には表現の制限があります。

禁止されている表現の例:
– 「日本一」「最高の技術」などの最上級表現
– 「必ず治る」「100%安全」などの誇大広告
– 他院との比較広告(「○○医院より安い」等)
術前術後の写真の掲載(一定条件を満たせば可能)

過度な効果・効能の表現は禁止

特に自由診療(美容医療など)では、効果・効能の表現に厳しい制限があります。

注意が必要なケース:
– 「シミが消えます」→「シミの改善が期待できます」
– 「痛みゼロ」→「痛みの少ない治療を心がけています」
– 患者の体験談を広告として使用する場合の制限

対策: 医療広告ガイドラインに詳しいWeb制作会社に依頼することを推奨します。制作会社選びの際に「医療サイトの制作実績」を確認しましょう。


制作費用の目安

制作タイプ 費用目安 特徴
テンプレート型 30〜80万円 5〜15ページ。医療向けテンプレートあり
オリジナルデザイン 100〜300万円 ブランディング重視。写真撮影込み
予約システム連携 150〜400万円 EPARK等との連携。自動配信メール
大規模病院サイト 300〜800万円 多診療科対応。イントラネット併設

医療サイトは一般的なコーポレートサイトより費用が高くなる傾向があります。これは医療広告ガイドラインへの対応、予約システムの連携、セキュリティ対策が必要なためです。


まとめ

医療・クリニックのホームページ制作のポイントをまとめます。

  • 診療科目・時間、医師紹介、アクセス、Web予約、口コミの5要素は必須
  • 信頼感のあるデザイン(清潔感・写真品質)が患者さんの来院を後押し
  • 医療広告ガイドラインの遵守は必須。違反は行政指導の対象に
  • Web予約システムの導入で患者満足度と業務効率が向上
  • 医療サイトの制作実績がある制作会社を選ぶ

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